SPECIAL PROJECTS

スペシャルプロジェクト

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より簡単で安全な施工・盛替え
可能な
法面作業構台
「マルチアングル工法」を開発

多種多様な足場がある中、単管パイプで法面足場を組上げるのは特に難易度が高いとされています。よく街で見かける足場は人工的に作られた物に対して設置する事が大半ですが法面足場は自然形の山の斜面に設置する事が多いですし、重機や機械を載せる仕様も多く強度も必要となる為、職人の豊富な知識、正確性と柔軟性が必要となります。

また単管足場の特徴として、単管同士を緊結固定させるのにクランプという専用金具を使用します、直角に固定する直交型と斜に固定する自在型がありまして、一箇所の緊結部に二つのボルトナットの締め付けを行いながら水平、直角、単管の間隔寸法をそのつど水平器やコンベックス等の工具を用いて測り組立を行います。
その為それ相応の技能者が一つひとつの作業を正確に行う必要があり、後で第三者が検査確認する事も大変でほぼ行われていません。個人差はありますが、法面足場の従来工法を極めるまでには従事して10年はかかると思います。

その10年の期間に難しさゆえに諦め他の工種を選ぶ人や、腰や膝を痛めリタイヤする人も多くいます。担い手や技能者不足とされるこの業界において、今後ますますこうした法面仮設を施工できる職人を育てる事は非常に困難だと考えております。
全国各地で毎年のように発生する、地滑りや土砂災害に対して復旧工事や対策工事が必要不可欠である中、それに迅速かつ安全に対応していく為にもこの法面システムマルチアングル工法がもっと普及されて行く事を願っております。

NETIS(国土交通省 新技術情報システム)
登録番号 KT-160136-VE(活用促進技術)

斜面・法面工事用仮設設備の
JIS規格(A8972)に準拠

マルチアングル工法PAT.P

効率的に仕事を進める機能の前にそれが安全性を犯していないかが大事!

安全衛生の徹底した取り組みとは、職場における人名尊重を最優先に考え、安全と健康を担保しつつ業務を遂行維持する為、労働福祉が基本にあり重要な社会的責任を果たす事です。
言葉では、安心、安全と簡単に言えますが、実際には、ひと手間もふた手間もかかる事や、時には想定外の費用を投じなければならない事もあります。また、工事依頼が殺到し、多忙を極める中であっても、安全の担保は冷静に確実に行わなければいけません。
私が思う安全な環境とは、立派な保安設備や最新の安全用具を用いて対策する事ももちろん大切ですが、それ以上に、一人一人が自主的に安全の確保に努め、常に危険性を意識しながら作業にあたる事が最も大切な事だと位置づけ、安全性をより高める仕組みや教育を構築しています。